リフォーム施工例

 

N様邸 高塀新設工事

N様邸 高塀新設工事
 
元々植物を植えて塀代わりにしていたそうなのですが、葉刈りの手間や蜂の巣の事もあって
伐採してしまったそうです。
道端の御宅なので、道から丸見えになってしまうので高塀を新設したいとの依頼でした。
金物は塀を裏側で支える支柱と焼板釘と土台固定のアンカーボルトのみで、基本本体には
一切の金物を使用しない栓打軸組工法で組み上げました。
専門的な事ですが、柱ホゾは上も下も貫通してある長ホゾで、込栓を打ち付ける事で少しでも
倒れにくい丈夫な構造になるようにしました。
焼板は施主様の希望で杉板の素焼きを使用しました。
本体は白木なので、すぐに焼板の「すす」で黒く汚れてしまう可能性がありますが素焼きの
焼板の方が長持ちするので、施主様の希望で汚れよりも耐久性を重視しました。
一見単純には見えますが、少しでも丈夫になるような細かい細工をたくさん施してあります。
焼板も前後互い違いに貼る事で通気性も良くしてあるので、窓からの風も十分に取り入れる事が
できると思います。
道から丸見えだった事も解消され、格好良くなったと施主様にも喜んでいただけました。
 

O様邸 床リフォーム工事

O様邸 床リフォーム工事
 
劣化した床のリフォーム工事をさせていただきました。
リフォーム箇所は、玄関ホール・廊下・脱衣所・ダイニングキッチン・勝手口の床です。
床下は湿気ていないのに、床材が剥離してブカブカになってしまい、今にも床が抜けそうな状態でした。
昔の床材は運の良し悪しで、当たりが悪いと数年でこのような状態になってしまう物がたまにありました。
部分的にこのような剥離した状態になっていたので、原因として考えられるのは床材の当たり外れか、出入り口付近や階段の降りた所などが劣化の激しい所だったので、下地材の間隔が粗い事が可能性として考えられました。
工事としては劣化している部分を撤去してしまい、下地を追加して新たな捨て張りを施した後に床鳴り防止にもなるウレタン系接着剤を使用して、今までの床の上からフロアーを施工する二重張りにしました。
玄関や勝手口の張り替えに伴って、上がり框も床材の色に合わせたリフォーム上がり框を施工しました。
床材の色は、今までの床が暗い色であまり陽の光が差さない場所だった為に家の中が全体的に暗かったので、施主様の希望もあって出来るだけ明るい色を選んでいただきました。
写真では分かりにくいですが家の中がかなり明るくなり、床にあった汚れや傷も無くなり、丈夫でスッキリ綺麗になりました。
 
 
O様邸 玄関施工前 玄関施工前
玄関施工前
 
O様邸 玄関施工後 玄関施工後
玄関施工後
 
O様邸 廊下施工前 廊下施工前
廊下施工前
 
O様邸 廊下施工後 廊下施工後
廊下施工後
 
O様邸 脱衣所施工前 脱衣所施工前
脱衣所施工前
 
O様邸 脱衣所施工後 脱衣所施工後
脱衣所施工後
 
O様邸 劣化部分撤去 劣化部分撤去
劣化部分撤去
 
O様邸 施工中 施工中
施工中
 

S様邸 リフォーム工事

S様邸 リフォーム工事
 
お風呂の入れ替え工事に伴って、一部分増築して脱衣所をリフォームする工事をさせていただきました。ところが工事開始直後、玄関の上がり口で違和感を感じ、調べてみるとシロアリの被害を受けている事が判明しました。 急遽、玄関上がり框とホールの床のリフォームとシロアリ駆除をする事になりました。
シロアリ被害はかなりひどく、上がり框が特にひどい侵食を受けていました。
床も下地材が所々被害を受けていて、フロアも所々でブカブカして剥離現象を引き起こしていました。
幸いな事に柱はあまり被害を受けていなくて、玄関ホール以外には侵食が見られなかったのは救いでした。 シロアリ駆除をした後、床下地をやり替える上で下地間隔を狭くして、床はフロアと捨て張りの二重張りにしました。
ホールの床は見違えるほど丈夫に綺麗になりました。
また、フロアの色を明るい色を選ばれたので、前よりも玄関ホールが明るくなりました。
ユニットバスを据え付けるために少しだけ増築したので、脱衣所が今までよりも広くなって使いやすくなったと思います。 お風呂も綺麗になり、玄関ホールも明るく綺麗になり、シロアリ被害の心配も解消されたので、施主様にはとても喜んでいただけました。
 
 
S様邸 玄関ホール解体中 玄関ホール解体中
玄関ホール解体中
 
S様邸 シロアリ被害 シロアリ被害
シロアリ被害
 
S様邸 玄関ホール完成 玄関ホール完成
玄関ホール完成
 
S様邸 増築中 増築中
増築中
 
S様邸 外装下地 外装下地
外装下地
 
S様邸 外装焼き板張り 外装焼き板張り
外装焼き板張り
 
S様邸 ユニットバス設置 ユニットバス設置
ユニットバス設置
 
S様邸 脱衣所完成 脱衣所完成
脱衣所完成
 

I様邸 階段室作成工事

I様邸 階段室作成工事
 
階段室が途中までしか工事がなされていなかったので、完成させる工事をさせていただきました。
階段も含め、総ケヤキ造りの家なので、施主様のご要望により建材は一切使いませんでした。
天井板は杉の赤板の無垢材で、竿天井の仕上げになっています。
階段室の壁は、一階部分がケヤキ板張りになっていたので、同様にケヤキ無垢板張りにしました。
また、階段手摺がなかったので、これも施主様のご要望でケヤキ縦格子飾り棒を付けました。
無垢材は建材の様に既製品ではないので細工には手間が掛かりましたが、無垢材の良さである自然の温かみが感じられる仕上がりになったと思います。
 
 
I様邸 施工前 施工前
施工前
 
I様邸 手摺縦格子施工中 手摺縦格子施工中
手摺縦格子施工中
 
I様邸 手摺縦格子完成 手摺縦格子完成
手摺縦格子完成
 
I様邸 天井廻縁細工中 天井廻縁細工中
天井廻縁細工中
 
I様邸 天井施工中 天井施工中
天井施工中
 
I様邸 天井施工中 天井施工中
天井施工中
 
I様邸 竿天井完成 竿天井完成
竿天井完成
 
I様邸 階段室仕上げ中 階段室仕上げ中
階段室仕上げ中
 

I様邸 二階内装工事

I様邸 二階内装工事
 
今回の依頼は施主様の息子様が結婚されるので、親子の同居ができるように二階を若夫婦の住まいにするという工事です。
本格派の純和風住宅で、ケヤキ造りのすごいお宅でした。
昔は、一階部分だけの内装を完成させておいて、二階は内装無しの物置にしてあるお宅が度々あり、ここも二階部分は一部屋だけ子供部屋が作ってあるだけで、あとは床板が並べてあるだけでした。まずは床下地からですが、案の定、床の水平が出ていなかったので、床下地の時点でパッキン材などで調整をしながら床捨て張りをして、完全な水平にしました。
床を捨て張りと化粧フロアの二重張りにする事で、床鳴り防止や床の丈夫さの向上を図りました。
写真にはないのですが、捨て張りの下に吸音材も施してあるので、二階の物音が一階に響きにくくしてあります。一階親世帯と二階子供世帯が同居するのにはプライバシー保持の為の良い対策のひとつだと思います。部屋の開口は施主様の希望で、全てが引き戸となっていて、そのほとんどが引き分け戸にされました。間仕切りの時点で廊下は広い方が良いという希望に合わせて、廊下幅は120cmになっています。 天井や壁のクロス下地には石膏ボードではなく、家の耐震性を高める為にも12mmのベニヤ板でクロス下地がしてあります。
天井にはグラスウール断熱材100mmを隙間なく敷き詰めて断熱性能を高めてあります。
主寝室8畳二間、子供部屋8畳一間・6畳一間、階段室、二階ホール、120cm幅の廊下、既存子供部屋6畳一間、既存落棟納戸、クローゼット収納三ヶ所のとても広い間取りです。
家の主柱(通し柱)が全て一尺角(30cm角)のとても素晴らしいケヤキ柱だったので、間仕切りをする上で下地材を釘で打ち付けるのにはもったいないような気がして気が引けてしまいました。
 
 
I様邸 施工前 施工前
施工前
 
I様邸 床下地 床下地
床下地
 
I様邸 床捨て張り 床捨て張り
床捨て張り
 
I様邸 間仕切り 間仕切り
間仕切り
 
I様邸 天井下地 天井下地
天井下地
 
I様邸 工事中 工事中
工事中
 
I様邸 フロア施工 フロア施工
フロア施工
 
I様邸 壁施工 壁施工
壁施工
   
前回の工事の完成写真です。
二階ホールの引違い戸の上の格子は、施主様の骨董品収納庫の換気の為のものです。
クローゼット内の写真は工事中のものですが、床以外全面桐板張りで、枕棚とハンガーパイプが付いています。床は表面がツヤ消し加工となっており、滑りにくく、ツルツルの鏡面加工したものよりかは温かみが感じられるフロアーです。
各部屋・廊下共に、全面腰壁張りの仕様になっており、色合いもシックな感じになっています。 各部屋の入口を、家の中の空気が循環しやすいようにと片引き戸・引き分け戸にされましたが、気温が高くなる季節には窓も開ける事で熱気がこもらずに快適に過ごせると思います。
天井には断熱材が隙間なく施工してあるし、壁体内は昔ながらの土壁仕様になっているので、調湿作用が働いて健康的な空間を作っています。 全ての部屋、廊下、クローゼットが広々と取ってあるのでとても清々しく生活していただけると思っております。
 
 
I様邸 二階ホール 二階ホール
二階ホール
 
I様邸 二階ホール~廊下 二階ホール~廊下
二階ホール~廊下
 
I様邸 廊下 廊下
廊下
 
I様邸 クローゼット クローゼット
クローゼット
 
I様邸 子供部屋 子供部屋
子供部屋
 
I様邸 主寝室 主寝室
主寝室
 
I様邸 リビング リビング
リビング
 
I様邸 リビング リビング
リビング
 

I様邸 間仕切り工事

I様邸 間仕切り工事
 
今回は大きな部屋のLDKの中に、勝手口・洗面・脱衣所入口がオープン状態になっているので、それらを両引き戸で仕切りたいという依頼です。
このお宅は総ケヤキ造りの家で、施主様の希望でケヤキでして欲しいとの事でした。
ケヤキは国産の住宅材の中では非常に固くて重くて丈夫で、そして高価です。
しかし木の特性上、普通の材木とは違う刻み方をしなければいけません。
材木の癖や性質を見極め、それにあった細工をしました。
一見大した事ないように見えますが、この鴨居だけで二人がかりでも持ち上がりません。
すでに内装が仕上がっている所に施工しなければならないので、四人がかりで組みました。
施主様には大変満足して頂けました。
 
 
I様邸 鴨居仕口刻み 鴨居仕口刻み
鴨居仕口刻み
 
I様邸 ケヤキ柱・鴨居刻み ケヤキ柱・鴨居刻み
ケヤキ柱・鴨居刻み
 
I様邸 ケヤキ柱・鴨居仕口 ケヤキ柱・鴨居仕口
ケヤキ柱・鴨居仕口
 
I様邸 ケヤキ柱・鴨居仕口 ケヤキ柱・鴨居仕口
ケヤキ柱・鴨居仕口
 
I様邸 ケヤキ鴨居仕上げ ケヤキ鴨居仕上げ
ケヤキ鴨居仕上げ
 
I様邸 施工前 施工前
施工前
 
I様邸 施工中 施工中
施工中
 
I様邸 施工後 施工後
施工後
 

M様邸 外装リフォーム工事

M様邸 外装リフォーム工事
 
外装焼板がかなり古くなったので張り替えたいとの依頼を受けました。
また、焼板の張替えに伴い小窓を一つ増やしたいとの事で、小窓サッシを一つ取り付けました。
昔の焼板貼りは長さの関係上、上の方で重ねて貼るやり方をしていますが、見た目が格好悪いので、板金水切りを入れて貼りました。
元々土壁が塗ってありますが、防水紙は施工されていなかったので、土壁の吸湿性を損なわないように透湿性のある防水シートを貼ってから下地をして焼板を施工しました。
掛庇やサッシ廻りは壁体内に雨水が侵入しないように防水工事をしてあります。
焼板を張り替えた事によって古く見えた建物も綺麗になりました。
工事をして感じた事ですが、かなりの年月が経っていた為に古い焼板は厚みが半分以下に劣化して、所々では穴が空いていた程でした。
そこから雨水の侵入を許してしまうと柱や土台などの構造材を腐らせてしまったり、最悪はシロアリなどの被害に繋がりかねません。
柱や土台の入れ替えまでとなるとかなりの工事金額になってしまったり、シロアリの進行状況によっては修復不可能になるので早めの対処が必要です。
まだ新しい焼板の場合は、数年毎に塗装工事をする事によって焼板の劣化を防ぐ事も出来るので、参考にしてみてください。
 

I様邸 シロアリ駆除・リフォーム工事

I様邸 シロアリ駆除・リフォーム工事
 
今回は施主様からシロアリ被害の相談を受けました。
当初は表向きに被害が見えている柱などの交換とその際のリフォーム依頼でしたが、床下ではシロアリ被害がかなり進行していたので、シロアリ駆除と床下地からすべてのやり替え工事になりました。
シロアリ被害の原因の一つとして、床下の換気口が無い事で空気の流れが寸断され、その事によって床下が湿気ていた事が考えられました。
シロアリ被害の部分をやり替える際に、床下や既存部分のシロアリ駆除と一緒に新規に床下換気口を設ける事で床下が湿気ない様に風通しを良くしました。
内装においては、施主様はビニールクロス嫌いで無垢材が好きな方だったので、洋室天井の吸音テックス仕上げ材以外は「杉天井板・杉壁羽目板・ケヤキ床板・ケヤキ腰板」などの無垢材で仕上げました。
また玄関外は元々タイル張りだったのですが、柱などの木材が蒸れ腐れを引き起こす原因になるのと、無垢材好きの施主様のご要望でヒノキ材による「鎧張り(よろいばり)」にしました。
無垢材における和風仕上げはかなりの大工技術が必要となりましたが、施主様にはとても喜んで頂けました。
シロアリ被害は手遅れになると家全体をダメにしてしまう可能性があるので、早めの対応と検査が必要です。
 
 
I様邸 施工前 施工前
施工前
 
I様邸 シロアリ被害 シロアリ被害
シロアリ被害
 
I様邸 新規床下地 新規床下地
新規床下地
 
I様邸 施工中 施工中
施工中
 
I様邸 施工後 施工後
施工後
 
I様邸 杉無垢天井板張替え 杉無垢天井板張替え
杉無垢天井板張替え
 
I様邸 ケヤキ床・腰板張替え ケヤキ床・腰板張替え
ケヤキ床・腰板張替え
 
I様邸 ヒノキ鎧張り ヒノキ鎧張り
ヒノキ鎧張り
 

U様邸 車庫新築工事

U様邸 車庫新築工事
 
今回は車庫を建てさせて貰いました。
車1台とバイク1台を格納する車庫です。
工法は丈夫さを追求した手刻みの『栓打軸組工法』で組み上げてあります。
開口が大きく、柱が外廻りにしか立てられないので、多種の栓を使用して丈夫になるように細工を施しました。
耐震の為に筋交いが入っていますが、更なる丈夫さを出す為に柱に『貫』(柱間にある横向きの木)を通して栓で固定しています。
また、車庫には棚があると使い勝手が良いので、車の格納に邪魔にならない所で二箇所棚を作ってあります。
この棚にも栓を多数使って棟上げの時に組み上げてあるので、後付けにはない丈夫さと収まりの良さがあります。
シャッターは電動式で、車に乗っていても開け閉めが出来るリモコンが付いています。 
 

S寺 修繕工事

S寺 修繕工事
 
お寺の縁側の修繕工事を依頼されました。
当初は縁板の入れ替えだけだったのですが、柱や鴨居や階段の老朽化も進んでいたので
それらも入れ替えになりました。
材質はすべて「欅(ケヤキ)」です。
最近の住宅ではあまり使わないような「尺角柱」です。
プレカットでは加工できません。
すべてが化粧材で見えるので、ボルトは一切使えません。
ここで「栓打軸組工法」が最大限に生きています。
欅は重たくて、非常に硬い材質なので、細工するのに非常に手間が掛かりましたが、
ものすごく丈夫な構造になりました。
 
 
S寺 修繕前 修繕前
修繕前
 
S寺 修繕前 柱足元 修繕前 柱足元
修繕前 柱足元
 
S寺 材料搬入 材料搬入
材料搬入
 
S寺 刻み中 刻み中
刻み中
 
S寺 刻み中 刻み中
刻み中
 
S寺 刻み中 刻み中
刻み中
 
S寺 刻み中 刻み中
刻み中
 
S寺 刻み中 刻み中
刻み中
   
新築とは違って老朽化したものだけを入れ替えなので、柱は一本ずつ外しては入れ替えました。
現状はかなり倒れていたので、垂直・水平になるように刻んで組み上げました。
縁板は厚みが二寸(約6cm)で、すべての継ぎ目に「シノ」という栓を入れてあります。
板の張り方もただ張ってあるのではなく、隙間が出来ない様な加工と施工をしました。
階段もケヤキ造りで、猫止め(縁下の格子)も下地から全てケヤキです。
完成後には亜麻仁油という油を塗って、ケヤキの持つ最高の色合いを引き出して仕上げました。
元々してあった縁側よりもさらに丈夫になるように刻んで施工したので、前回よりもさらに長い期間修繕の必要がなくなるでしょう。
お寺の住職さんも、門徒の皆さんにも良くなったと喜んでもらえました。
 
 
S寺 施工前 施工前
施工前
 
S寺 柱・梁入れ替え中 柱・梁入れ替え中
柱・梁入れ替え中
 
S寺 縁下地組み 縁下地組み
縁下地組み
 
S寺 縁板施工中 縁板施工中
縁板施工中
 
S寺 縁施工後 縁施工後
縁施工後
 
S寺 階段 階段
階段
 
S寺 縁下猫止め施工中 縁下猫止め施工中
縁下猫止め施工中
 
S寺 完成 完成
完成
 

K様邸 ウッドデッキ施工工事

K様邸 ウッドデッキ施工工事
 
施主様の依頼で、縁側の庭にウッドデッキを作りました。
今までは二階のベランダで洗濯物を干していたそうなのですが、
年齢的にも階段の上がり降りがしんどくなった為に、洗濯物を干すスペースが欲しかったそうです。
施主様の希望で、小さくても丈夫な『栓打軸組工法』で、
水に強くて腐りにくい『檜材』で施工しました。
一応雨風の当たる外部なので、白木仕様ではすぐに汚れたり変色したりするので、
防虫防腐効果のある塗料を塗布してあります。
手摺下の腰壁部分は、空気は流れて雨水が浸入しにくい様にして欲しいとの事で、
板の貼り方をそのようにしてあります。
床材は厚手の檜材の板を使用し、目透かしで貼る事で湿気にくく、水が溜まらないようにし、
縁側の床の高さに近い高さで設定して段差が少なくなるようにしました。
 

K様邸 和室リフォーム工事

K様邸 和室リフォーム工事
 
和室の天井をクロス張りの天井に張替えと、床に掘り炬燵を入れたいとの依頼でした。
写真では分からないですが、和室の天井板が湿気と石油ストーブの熱で地図を描いたように汚く変色をしてしまっていました。
また、元々が天井を吊っている『吊り木』というものが異常に少なくて天井自体が下がっていました。
下地からやり替えたので、今度は下がりにくいように吊り木の数を増やして丈夫にしておきました。
掘り炬燵は床組みをやり替えない事には収められないので、床下の束石から全てなおしました。
床組みも下地間隔が荒く、雑な事がしてあったせいで床が波打つ様にして部分的に下がってしまっていました。
また床の断熱だけでなく、掘り炬燵下にも保温効果が高まるように断熱材を敷き詰めておきました。
今の季節は炬燵の必要性はないですが、冬になって使われる時が来たら今までよりも暖かく快適に過ごせていただけるようになったと思います。
 
 
K様邸 工事前 工事前
工事前
 
K様邸 天井下地 天井下地
天井下地
 
K様邸 クロス下地 クロス下地
クロス下地
 
K様邸 床組み解体中 床組み解体中
床組み解体中
 
K様邸 新規床組み 新規床組み
新規床組み
 
K様邸 掘り炬燵下断熱 掘り炬燵下断熱
掘り炬燵下断熱
 
K様邸 掘り炬燵設置・床断熱 掘り炬燵設置・床断熱
掘り炬燵設置・床断熱
 
K様邸 完成 完成
完成
 

Y様邸 床張替え工事

Y様邸 床張替え工事
 
じゅうたん貼りが施してあった床をフローリングに貼り替える工事をしました。
じゅうたん貼りは冬は暖かいらしいのですが、夏場は暑いし、拭き掃除などが全く出来ずに汚れていくばかりなのでフローリングに替えたいとの希望でした。
じゅうたんを剥がしてみて分かった事なのですが、汚れだけではなく、ハウスダストの多さにびっくりしました。
虫が湧く事もあるだろうし、健康の事を考えると貼り替えは正解だと思いました。
貼り替え後は、床材の色の影響もありますが、部屋全体がとても明るくなりました。
追加工事で、二階廊下もじゅうたん貼りが施してあったのもフローリングに貼り替えました。
 

K様邸 トイレ改修工事

K様邸 トイレ改修工事
 
トイレの改修工事を行いました。
当初は便器を入れ替えて、床をタイル張りからフローリングに替えるだけの予定でした。
解体を始めてみると柱の根元が腐っていて、あともう少しで崩れてしまう寸前でした。
工事内容を変更してもらって、腐っている柱をすべて入れ替えて改修することになりました。
今までの経験からも、昔のタイル張りのトイレやお風呂に関係している柱・土台関係は、ほぼここの現場の様に腐っていたり、最悪はシロアリに蝕まれている事がほとんどです。
あと一歩遅ければトイレだけでなく、家そのものが崩れてしまう恐れもあります。
内装は施主様の希望通りにフローリング張りにしました。
追加工事で壁に腰張りを希望されたので、無垢材で、表面に防水性のある塗装を施した羽目板を施工しました。
窓は断熱性の高いペアガラスサッシです。
外壁は焼板張りです。
施主様の当初の思いとは違う大きな改修工事になってしまいましたが、完成後は思い切られたおかげで安心されていました。
 

I様邸 リフォーム工事

I様邸 リフォーム工事
 
今回の依頼は、施主様の息子様一家が同居する為に帰って来られるので、それに合わせて玄関から水周り関係をリフォームしたいとの事でした。
間取りは「玄関ホール・階段室・廊下・トイレ・洗濯機スペース・ダイニングキッチン・洗面脱衣所・浴室」です。
どこの物件でもある事なのですが、やはり元々がお風呂だった場所は柱の腐れなどの損傷が大きく、柱の入れ替えが必要でした。
この物件の難所は、「玄関ホールにある階段は入れ替えないという事・床下が異常に低い事・天井高が低い事・壁が倒れている事・サッシや外装は最低限さわらない事・狭い建築スペースで8の間取りを取らないといけない事」でした。
床下地は毎回の事ながら二重張りとし、「よく通る場所」は下地材を増やす事でより丈夫にしました。
間仕切りをする段階で倒れていた壁も垂直に起こし、天井高も限界一杯まで高くなるようにしました。
狭い建築スペースで8の間取りを取る為、出入り口は片引き戸にする事で出入りのしやすさを考慮しました。
窓や玄関サッシの枠は、湿気に強いヒバ材を使用し、玄関ホールの壁にはこちらの提案で腰張りを施しました。
 
 
I様邸 施工前(解体後) 施工前(解体後)
施工前(解体後)
 
I様邸 柱入れ替え 柱入れ替え
柱入れ替え
 
I様邸 床下地 床下地
床下地
 
I様邸 下地・間仕切り施工 下地・間仕切り施工
下地・間仕切り施工
 
I様邸 下地・間仕切り施工 下地・間仕切り施工
下地・間仕切り施工
 
I様邸 ボード下地施工中 ボード下地施工中
ボード下地施工中
 
I様邸 玄関腰張り 玄関腰張り
玄関腰張り
 
I様邸 外装 外装
外装
 
I様邸 玄関・ホール 玄関・ホール
玄関・ホール
 
I様邸 玄関・ホール 玄関・ホール
玄関・ホール
 
I様邸 トイレ~廊下 トイレ~廊下
トイレ~廊下
 
I様邸 キッチン キッチン
キッチン
 
洗面・脱衣所 洗面・脱衣所
洗面・脱衣所
 
浴室 浴室
浴室
 

作り付け家具

作り付け家具
 
お客様の依頼により、作り付けの「テレビ棚」を作りました。
収める場所が決まっているので、採寸した後にどのようなものにするか相談後に図面を作って作りました。
無垢の一枚板では材料代が高すぎるので、集成のフリー版を使いました。
引き出し6個・引き違い収納1個・テレビスペース・DVD収納棚があります。
表面にはワックスを塗装してあり、多少の汚れは付きにくくしてあります。
 

A様邸 改築・改修・増築工事

A様邸 改築・改修・増築工事
 
完成写真です。間取りは大広間の「ユーティリティルーム(多目的室)」「ミニキッチン」「勝手口」「トイレ」です。
ユーティリティルームはアコーディオンカーテンで、時と場合によって二部屋に分けられるようにしました。
施主様は「詩吟」の先生をやっておられて、生徒に教える時に使いたいとおっしゃっていました。
ミニキッチンと洗面台は施主様の要望で、使われなくなった物をキレイにして再設置しました。
トイレの入り口ドアと窓サッシも再利用。
「使えるものは使う」、これこそまさに「エコロジー」ですね。
新品の様にはいきませんが、ちょっと手を加えるだけで再利用できるものは色々あります。
勝手口からユーティリティルームへの引き違い戸の建具も施主様が残しておかれたものです。
戸車と建付けを直すだけで再利用ができました。
外装は周りに合わせてトタン張りにしました。
勝手口の屋根は写真では見えませんが、銅板葺きにしてあります。
打ち合わせ当初は「物入れを作りたい」という事だったんですが、少しずつ良くなっていくにつれて「別の用途で使いたい」という話になり、最終的にこんなにも利用価値のある居室になりました。
施主様も最後には「良くなった!」と喜んでもらえました。
 
 
A様邸 外装 外装
外装
 
A様邸 勝手口 勝手口
勝手口
 
A様邸 ユーティリティルーム ユーティリティルーム
ユーティリティルーム
 
A様邸 ユーティリティルーム ユーティリティルーム
ユーティリティルーム
 
A様邸 ミニキッチン ミニキッチン
ミニキッチン
 
A様邸 ミニキッチン ミニキッチン
ミニキッチン
 
A様邸 トイレ トイレ
トイレ
 
A様邸 勝手口 勝手口
勝手口
 

A様邸 改築・改修・増築工事

A様邸 改築・改修・増築工事
 
今回の依頼は元々が古木を使って建てられていた車庫部分を一部分解体して新たに改築しなおし、一部分を増築して、ユーティリティルーム(多目的室)に改修する工事です。
 
改築・増築部分は栓打軸組工法で建て、断熱は土壁と発砲ポリスチレンフォームを採用しました。
今回は新たに入れたサッシがペアガラスを希望されたので、住宅版エコポイントを申請しました。
勝手口からユーティリティルームに入る引き戸は、寸法が合わなくても残っていた古い建具を使って欲しいとの事でした。
 
また、トイレ用のドアと窓サッシも同様に残しておかれたものを利用して欲しいとの事でした。
床の高さを本家とのフロアー天に合わせた為に、床下が非常に高くとれました。
基礎には換気口があり、床下高さも高いので、湿気る心配はないです。
新たに建てた部分の柱は垂直に立っていますが、本家部分の柱はかなり倒れていたので、下地工事を施工する際に壁が傾かないように垂直に起こしておきました。
 
また下地施工段階において施主様の変更・追加依頼で、古い流し台と洗面化粧台を置き、部屋をアコーディオンカーテンで二つに区切りたいとの希望で、新たにそのように下地・配管・配線工事をしました。
 
 
A様邸 施工中 施工中
施工中
 
A様邸 床下地 床下地
床下地
 
A様邸 断熱 断熱
断熱
 
A様邸 天井・壁・開口・間仕切り下地 天井・壁・開口・間仕切り下地
天井・壁・開口・間仕切り下地
 
A様邸 フローリング施工 フローリング施工
フローリング施工
 
A様邸 天井・壁ボード施工 天井・壁ボード施工
天井・壁ボード施工
 
A様邸 古建具建て込み 古建具建て込み
古建具建て込み
 
A様邸 下地工事完成 下地工事完成
下地工事完成
 

Y様邸 増築工事

Y様邸 増築工事
 
この物件は隠居の水周りの増築依頼です。
母屋に親夫婦、隠居に若夫婦と、生活の全てが分けられるようにとの考えで、今まで隠居に無かったダイニングキッチンと洗面脱衣室と浴室が作れる分だけを増築しました。
基礎はベタ打ちで、GLよりも高くしてあるので湿気や雨水の侵入の心配もありません。
土台はパッキン工法で床下の通気を確保しました。
刻みはもちろん「栓打軸組工法」で施工してあります!
全ての柱・横架材に栓打ちの技術が施してあるので、耐震性はバッチリです。
アルミサッシは、繋げた部分にはまっていたサッシを利用して欲しいとの事だったので、解体時に上手く外して再利用しました。
屋根は、隠居本体の庇の勾配に揃えて施工し、瓦も同じものを施工する事で、家を継ぎ足した感じにならないようにしました。
外装は、透湿防水シートを施工して、表面だけは焼き板張りとし、家の裏や妻側は板金によるトタン貼りとしました。
   
前回に建てた増築部分の内装工事をしました。
部屋はダイニングキッチンと、洗面脱衣室と浴室です。
 
断熱材は予算の関係上、グラスウール50mmとなっています。
窓は元々付いていたサッシを再利用してあるので、窓枠は既製品では収まりが悪い為、水気に強い「ヒバ材」で作って取り付けました。
ペアガラスではないので結露の可能性がある為、窓枠が無垢材なので、汚れと日焼け防止の為に表面に樹脂塗装を施してあります。
 
床は完全バリアフリーとしました。
既築部分の床は少々傾いていたので、増築部分の水平な床との取り合いに手間がかかりました。
たまに床の傾きがひどい物件がありますが、その場合はバリアフリーに出来ない場合もあります。
床材は耐水・床暖対応の表面の硬い傷のつきにくいフロアーを施工しました。
 
増築部分とは別で、既築部分の二階の子供部屋が二つあるのですが、壁を破って一つの部屋として使えるようにしたいとの事でした。
運良く、この壁には構造上柱が無かった為に、必要最低限の解体で開口を開ける事が出来ました。
開口部分には二つに仕切れる様にしたいとの要望で、三枚引き戸を施工しました。
これで二つの部屋が一つになり、必要に応じて引き戸を閉める事によってまた二つの部屋として使う事が出来ます。
 

Y様邸 倉庫改修工事

Y様邸 倉庫改修工事
 
今回は倉庫の改修を依頼されました。
かなり昔の建物で、倉庫として利用したいとの事で改修させていただきました。
屋根の瓦は葺き替えはされていたのですが、内外装がボロボロになってしまっていたので、外装は焼き板張り、内装はベニヤ張りを施してキレイにしました。
本当は外装の一部分のしっくいを残したいとの事でしたが、長い年月の風化と土壁の下地の傷みがひどかった為に、しっくいがすでに剥離した状態で簡単に直りませんでした。
ただの物置小屋に金額をかけるのはもったいないと言う事だったので、直そうものなら直せたのですが、予算の関係上焼き板を張るという事になりました。
外装完成後は新しくなり、漏水の心配も無くなったので「やっぱり全部焼き板を張ってもらって良かった」と喜んでいただけました。
しっくいは傷みがひどくなると、修繕が難しくなるので、早めに直されるほうが良いと思います。
「蔵」などはしっくいが剥離すると直しようが無くなる場合がありますので気を付けて下さい。
内装は、地面が畑土のようなもので、湿気も帯びやすく、倉庫として使うにも困難なので、コンクリート打ちで施工しました。
掃除もしやすく、外の地面よりも高くしたので湿気る心配もありません。
古くなってボロボロと崩れかかった土の壁は、下地をしてベニヤ板(5.5mm)を施工してキレイにしました。
ちょっと厚手のベニヤ板を施工した事でどこでもネジ釘が打てるので、少しくらいの棚や物をぶら下げる事が可能です。
 

T様邸和室リフォーム工事

T様邸和室リフォーム工事
 
前回のリビングと平行して和室のリフォームもさせていただきました。
前回同様に天井板の染みがひどかったです。原因としてはペットの天井裏への侵入と、鉄骨造による結露の影響が考えられました。また、引き戸の敷居も取替えしました。
敷居は長年の使用と材質が柔らかい物だった為にかなり傷んでいました。
新規の敷居は「モアビ(洋桜)」で、硬い材質のものにしました。
四枚引きの引き戸だった所がリビングとの入口になる為、高さを1m80cmから2メートルに変更し、二枚引きの引き込み戸に変えました。これによって全面入口だった所が、半分が入口になって壁の面が半分取る事ができ、二枚の戸を引き込む事で開口を大きく開けられるようになりました。
壁の面があることによって物を置く面が増えました。
建具も古くなっていたので新規に作り変えました。
壁面も全て下地をやり直してクロスを貼りました。
スッキリと綺麗になって明るくなったので、施主様にも喜んでいただけました。
 

T様邸リビングリフォーム工事

T様邸リビングリフォーム工事
 
天井が染みだらけなのと、床や壁の老朽化と、窓を掃き出しに替えたいという事と、デザインを一新したいとの事でリフォームさせていただきました。
解体して床の下地を新規にしていたら、元々の床が非常に傾いていた事に気付きました。施主様は「寝転がる向きによって頭に血が上る感じがしておかしいと思っていた」とおっしゃっていました。
全てを取り払ってのリフォームなので、床の下地も完璧に水平に直す事が出来ました。
また、30ミリ発砲ポリスチレンを敷き詰め、床下からの断熱も施しました。
外装も部分的にやり替えた為、窓から掃き出し窓に替えることが出来て、北側の部屋なのですが採光をより多く取る事ができて明るくなりました。
天井は二重天井による間接照明になっていて、シャンデリアとダウンライトでちょっとオシャレに。
クロスは施主様の希望で、天井・壁共に透湿クロスを施工してあります。
 

T様邸 縁側・外装リフォーム工事

T様邸 縁側・外装リフォーム工事
 
縁側の天井と壁のリフォームと、外装の部分的張替えをしました。
縁側は天井と壁が吹き付け塗装が施されていて非常に汚くなっていたので、クロスへの張替えをしました。
建具も日焼けと汚れと痛みがひどかったので、作り変えを頼まれました。
外装は一面が古いサイディングだったので、下地直しと貼り替えを施しました。
以前のサイディングは「焼き」が悪かったせいで、表面剥離を起こしていて漏水の可能性があるので、写真のような剥離現象が起きていたら貼り替えをお勧めします。
 

日吉神社修繕工事

日吉神社修繕工事
 
町内の神社の修繕工事をしました。
日陰でいつも湿気がある部分が腐っていて、あとは老朽化で傷んでいたので部分的に修繕をしました。
一つ一つの部材を同じ様に復元してあります。
材質は「檜」「ヒバ」です。
住宅を主としていますが、社寺関係も可能な範囲なら修繕はさせていただきます。
 

M様邸リフォーム工事

M様邸リフォーム工事
 
築120年の大きな家のリフォームをしました。
昔ながらの間取りで、今まではもったいないスペースが多く、段差だらけの居住空間でした。
天井・床・壁を全て取っ払い、不要な柱を撤去して、長年の間に痛んだ柱・梁・桁の入れ替えをしました。
年月やシロアリや漏水、または湿気などによってかなりの部分が傷んでいました。
施主様の思い切った考えで、ほとんどの柱を入れ替えたので、耐震性も耐久性もグンと上がったと思います。
築120年経っていましたが、伝統工法で建てられていた為にこのような大改造をする事ができました。
現在主流の新工法では、柱を一本無くすだけで耐震性や耐久性が格段に落ちてしまうので、ここまでの大改造は出来ない家が多いと思われます。
   
施主様は昔からの先祖代々の家を大切にし、より良い生活が送れるように大リフォームに踏み切られました。
骨組み以外の全てを解体した為、傾いていた柱や基礎なども直す事ができました。
和室横に今まで無かった縁側を増設し、天井板と壁と床と建具をやり替え、今まで木製サッシだったのをアルミサッシの掃き出しに交換しました。
また和室の天井が「笹良(ささら)天井」だったのを、竿天井にやり替えました。
ダイニングキッチン、風呂、トイレもやり替えましたが、やはり水廻り関係は床下や壁体内が湿気ている所が多く、構造材の損傷が大きかったです。
住宅機器は全て「パナソニック製」を設置されました。
玄関ホールも大きな土間だったのをフロアー張りにして、階段も架け替えました。
ホールに置いてある黒塗りの「つい立」は、撤去した古い建具を再利用して作り変えました。これには施主様はとても喜んでくださいました。
外装も焼き板の張替えを施し、雨漏れの危険性のある部分は補修しておきました。
家の半分以上をリフォームし、築120年とは思えないような空間になりました。
離れた所に住む家族が帰って来られた時はさぞかしビックリされたことでしょう。
   
参考費用
 『和室一部屋の床断熱施工』 ・・・約五万円~
 工事内容・・・床板の解体・復旧 
        断熱材の施工(発砲ポリスチレンフォーム30mm)
        コーキング充填工事                  など
 

Y様邸 間仕切り・和室壁断熱工事

Y様邸 間仕切り・和室壁断熱工事
 
中古住宅を購入されたお客様の依頼で、「和室の間仕切り・和室床断熱施工・廊下間仕切り・廊下床断熱施工」をしました。
 
和室は畳をめくると無垢板が張ってありますが、長年の間に板が痩せて隙間だらけです。
畳を敷いて、その上にじゅうたんを敷いても寒いとの事だったので、床板を一度めくって断熱材を施工しました。
断熱材の施工には隙間を作らないように施工し、断熱材の継ぎ手にはコーキングを充填してあります。これで床下の冷たい空気は上がってきません。
   
 
また、壁の面がない、ふすまや障子で仕切られている和室だったので、冷暖房の効きが悪い為、使わない戸を撤去して壁にして欲しいとの事でした。
この時壁の中にも断熱材を施工しておきました。これによって、他の冷暖房のしていない部屋からの熱の影響を受けにくくなります。
また、彫刻ランマの隙間から熱が逃げないようにアクリル樹脂のパネルをはめ込みました。
 
廊下はとても広くて長く、玄関からの続きで南の日差しも入らない影響もあってか、とても寒かったそうです。
廊下としてのスペースには広すぎて無駄が多い為に、必要な部分を残して間仕切りする事になりました。
廊下の床は和室との段差をなくす為に、フローリングの上に下地と断熱材を施工して、その上に新規にフローリングを施工してあります。
 

床張替工事

床張替工事
 
施工前/解体中/下地工事中/施工後
施工前/解体中/下地工事中/施工後
フロアが剥離しブカブカになっていました。解体すると、やはり床下地の間隔が荒く弱い下地材でした。幸いに湿気てはいませんでした。間隔を細かく施工し、丈夫で湿気に強い下地材に替え、寸法も大きなものに。体重がかかる所も間隔を細かく入れ、床も二重張に。床材は硬く車いす対応のものにし、明るい色を選んで頂き、全体的に明るくなりました。
クロスも割れ・汚れがあり施主様の要望で張替をしました。施工前と同じクロスをご希望でしたが、廃番のため似たクロスで施工しました。丈夫で綺麗になったと喜んでもらえました。
 

Y様邸 玄関前廊下リフォーム工事

Y様邸 玄関前廊下リフォーム工事
   
こちらも床板が特に傷んでいたので、下地の間隔を細かく、材質を丈夫な物にし、二重張りを施しました。
 
さらに、玄関の上り口にも下地の間隔を狭くし、丈夫にしてあります。
 

Y様邸 応接間リフォーム工事

Y様邸 応接間リフォーム工事
 
こちらの部屋は床を全て張り替えが必要で、またピアノを置きたいということもあり、その部分には下地を細かく入れて丈夫にしてあります。また、もともとの床が少し傾いていたので、こちらもレベルで水平に貼り直してあります。壁と天井のクロスの張り替えは、元々の下地を使わなければいけなかったので通常よりも厚いクロスを選んでもらい張り替えてあります。
天井の施工前と施工後を見てもらえばわかると思いますが、施主様の要望でセンターエース(シャンデリアがある一段上がった枠)を排除して真っ直ぐの天井にしてあります。
 

Y様邸 二階居室リフォーム工事

Y様邸 二階居室リフォーム工事
 
二階には三部屋あり、二部屋は元々が洋間だったので床を張り替え、壁がベニヤだったので上にクロスを張りました。
一部屋は元々和室だったので畳分の下地をし、床が傾いていたのでレベルという機械で水平に貼り替え、壁が土壁にジュラク仕上げになっていたのでその上から壁の下地をし、クロスを張ってあります。また和室には窓枠がなかったので窓枠を入れ、結露などで腐りやすいのでヒバという耐水性に優れたものに。白っぽい色で綺麗に見えます。光の入らない家だったので明るい仕上げ材を選んでもらい、どの部屋も明るくなりました。
 

Y様邸 廊下リフォーム工事

Y様邸 廊下リフォーム工事
 
普通よりも幅が広い廊下で、床板が特に傷んでいたので、下地の間隔を細かく入れ、材質を丈夫な物にして、二重張りを施しました。
階段の降りた所、各部屋への出入り口は特に下地の間隔を狭くし、丈夫にしてあります。
 

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●事業内容
 建築業
 (注文住宅,新築,増改築,改装) 
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